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津島毛織工業協同組合

高品質毛織物服地を全ての人々へ届けたい


津島の毛織物生産は明治の中頃、片岡春吉が動力織機を創製したところから始まり、津島は、高級毛織物服地の産地で梳毛・細番手・高密度織物を得意として、その品質は世界に広く認められています。


津島には、紳士・婦人服地をはじめとして多彩な企画を取り揃え、多品種・小ロット・短納期対応等あらゆるニーズに即応できる企業が集積しています。


平成17年より外国人技能実習生受入れ事業を行っています。

組合員を対象として織物研修事業を実施し、組合員事業所の若者に向けて尾張繊維技術センターで知識と技術を習得し、高みを目指します。


一宮特別支援学校と協働で、車いす使用者向けの素材開発、 名古屋市立名古屋商業高校と連携して葦素材開発を行うなど、未来を生きる若者と協働で積極的な産学官共同事業を行っています。



リデザインプロジェクトへの思い

2010年第2回より参加、組合員企業で未利用となっているサンプル反、格外品、端切れを提供しました。 「Re DESIGN PROJECTデザイン入賞者発表会」に出席して、倉庫に眠っていた生地が学生の手によって息を吹き返したことに感激し、学生がデザインした作品が授産施設で製品化され店頭で販売されるという取り組みに、プロジェクトの意義を感じました。



当初は端切れの提供のみだったが、本プロジェクトに参画する企業・団体・教育機関が一心同体となって目標に向かっていく姿に共感し、自分もその一端を担うことができればと積極的に参加するようになりました。


「2018愛知環境賞」表彰式に出席し、改めてRe DESIGN PROJECTの取り組みが地域に根ざした循環型の環境プロジェクトであり、社会に大きく貢献する事業であることを再認識しました。




リデザインプロジェクトでの役割

  • 実行委員として生産(生地提供)と販売に協力

  • 組合員企業より未利用のサンプル反、格外品、端切れを集めて、プロ ジェクトに提供

  • 学生がデザインした作品が素材とマッチングしているかを評価、入賞 作品の選定

  • 製品化される作品の仕様変更、価格設定、販売方法等について参考意見を提案


持続可能な未来に向けて

リデザインプロジェクト=SDGs12「つくる責任つかう責任」のモデル事業

 ファッション業界に携わる一員として、新しいデザイン・新素材開発への挑戦は永遠に続く。一方、採用されなかった見本はそのまま倉庫に眠る。また機械の不具合による格外品の発生も避けて通れない。 これらの未利用資材が利用される仕組みづくりと関係者の意識向上が求められる。Re DESIGN PROJECTの取り組みは循環型の仕組みであり、学生・障がいを持つ人・生産者・販売する人すべての関係者により継続されることを願う。



 

会社名:津島毛織工業協同組合 

496-0044愛知県津島市立込町3丁目26番地

電話:0567-28-3117 email tu-wool@angel.ocn.ne.jp

 

会社概要

設立:昭和22年4月19日

組合員事業所数:55事業所(令和2年3月現在)

企画販売事業所:(親機) 11事業所

製織事業所:(子機) 27事業所

組合協力事業所: 17事業所

事業所従事者数:約200名

繊維製造品出荷額:43.6億円

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